| 沸点 | 項目ビュー | ||||
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| III. | 変化する沸点 |
単一の物質からなる液体の沸騰では、時間の経過に関係なく沸点は一定である。しかし、水とアルコールの混合液など、それぞれ沸点のことなる2種以上の液体をまぜあわせた場合は、気化によって液体の成分比が変化していくので、時間とともに沸点がかわる。
ただし、特定の成分比では、液体の組成比と蒸気の組成比がひとしくなるため、沸点が一定温度にたもたれる共沸(きょうふつ)の現象をしめす。たとえば水(沸点100°C)とエタノール(沸点78.32°C)の混合液は、エタノール濃度を96%ほどにすると共沸点78.15°Cの一定温度で沸騰をつづける。→分留の「共沸蒸留」:蒸留の「共沸混合物」
また、塩類などの不揮発性の物質をとかした液体は、本来の沸点以上の温度で沸騰がおこる。この現象を沸点上昇とよんでいる。