サクラ
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サクラ
V. サクラの園芸品種(サトザクラ)

鎌倉時代の記録に、八重桜の接ぎ木がおこなわれていたことがのこされている。園芸品種の作出は室町時代に盛んになり、江戸時代には250種ぐらいが記録されている。現在、約300種をかぞえる園芸品種のうち、よく知られたものを母種の系統別にしるす。

1. ヤマザクラ系

佐野桜、市原虎の尾、菊枝垂、御信桜(ごしんざくら)、平野寝覚(ひらのねざめ)など。

2. オオヤマザクラ系

松前、松前八重寿(まつまえやえことぶき)など。

3. カスミザクラ系

白雪、数珠掛桜(じゅずかけざくら)、奈良桜、薄墨(うすずみ)、明星、松前早咲など。

4. オオシマザクラ系

染井吉野、兼六園菊桜、駿河台匂(するがだいにおい)、楊貴妃、東錦、普賢象(ふげんぞう)、御衣黄(ぎょいこう)、一葉、松月(しょうげつ)、関山(かんざん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、法輪寺、天の川(あまのがわ)、麒麟(きりん)、有明など。

5. マメザクラ系

緑萼桜(りょくがくざくら)、冬桜、おしどり桜など。

6. チョウジザクラ系

高砂、雛菊桜(ひなぎくざくら)、奈天(なでん)、猩々(しょうじょう)など。

7. エドヒガン系

八重紅枝垂(やえべにしだれ)、枝垂桜(しだれざくら)、十月桜、小彼岸、熊谷など。

8. カンヒザクラ系

寒桜、椿寒桜(つばきかんざくら)、啓翁桜(けいおうざくら)など。