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| IV. | 栽培 |
産業用ブドウ園でのブドウの木の栽培は、ふつう、春、接ぎ木して1年目の接穂からはじめる。根は便宜上、7.5~10cmの長さに切りそろえ、2~3mはなして植える。その後、若枝のうちもっとも丈夫そうなものをのこしてほかはすべて切りとる。のこった若枝は、2、3芽になるようにして短く剪定する。その後2年間、春にこのプロセスをくりかえす。
そうすると、小さな木の幹のような丈夫な本茎がのび、実がつくようになる。こうした丈夫な茎は、添え木なしでもまっすぐに立つ。本茎がのびている間、高さ1.8m以上の添え木を垂直にゆるくしばりつける。結実期が近づくと、芽を注意深くつみとり、その数をへらしていく。のこった芽から成長する若枝は、良質の実をたくさんつける。
ブドウは害虫や病気の被害をうけやすく、なかでも黒菌病やべと病が多い。