| 星 | 項目ビュー | ||||
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| II. | 物理的にみた星 |
太陽は典型的な星で、光球とよばれる表面と、その上の熱いガスの大気、その上にもっと熱いコロナがあり、太陽風とよばれる粒子の流れをつねに放出している。太陽の黒点は光球の中のつめたい部分であるが、ほかの星にも黒点が存在することが、スペックル干渉法で推定されている。星の内部構造を直接観測することはできないが、対流層があること、熱核反応のおこなわれている中心核に近づくほど密度と温度が増大することがわかっている。星はおもに水素とヘリウムで構成され、さまざまな量の重元素もふくまれている。
| 1. | 最大の星と矮星 |
最大の星は超巨星で、直径が太陽の400倍以上もある。いっぽう、白色矮星として知られる星は直径が太陽の100分の1しかない小さな星である。巨星は大きいが密度がうすいので、質量が太陽の40倍くらいしかないが、白色矮星は小さいにもかかわらず密度がひじょうに高く、質量は太陽と同じくらいである。超巨大質量の星は太陽の1000倍以上も重いと考えられている。その一方で、質量が小さすぎて核反応をはじめることのできないガスの熱い塊もあると考えられている。このような星を褐色矮星とよんでいるが、その候補が1987年に最初に観測された。それ以来、ほかにもいくつか候補がみつかっている。
星の明るさは等級であらわされる。もっとも明るい星は太陽の100万倍も明るいと考えられている。白色矮星は太陽の1000分の1程度の明るさしかない。