| ガリレオ・ガリレイ | 項目ビュー | ||||
| 印刷するには、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。 | |||||
| III. | ピサの斜塔の実験 |
1589年にピサ大学の数学の教授となった。そして学生たちにアリストテレス学派の「落下運動の速度は落下する物体の重さに比例する」という説があやまっていることを実験でしめしたという。このエピソードは「ピサの斜塔の実験」として一般に知られているが、実際には、重さのちがう2つの球を斜面にころがすという実験をしたようである。
大学との契約は1592年には更新されなかった。おそらくアリストテレス学派の教授たちを否定したためであろう。ピサ大学をやめた年にすぐにパドバ大学の数学教授に任命され、1610年までその職にあった。
パドバでは数学的な問題の解決のために測定器具を考案し、従来の思索的な物理学を精緻な測定の科学にした。そして落下運動の法則および投射体の経路が放物線をえがくことを発見し、振り子運動の研究をおこない、材料の力学と強度をしらべた。