| II.
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構造 |
銀河系は大きな渦巻銀河で、数本の腕が中央のバルジ(ふくらみ)のまわりを約1万光年の厚さで渦巻き状にとりまいている。中央のバルジ内の星は腕の中の星よりも密集している。腕には多くのちりとガスからなる星間雲が存在している。銀河系の円盤の直径は約10万光年。円盤は端がまげられ、うちわ形になったより大きな水素のガス雲でとりまかれており、このガス雲はさらに、回転楕円状あるいはややひらたい形のハローでとりまかれている。ハローの中には、主に円盤の上下の領域に、多くの球状星団(→ 星団)がふくまれている。ハローの広さは円盤そのものの2倍以上と考えられる。さらに、銀河系の運動の研究から、銀河系は円盤やそれにともなう星団だけでは説明できない、はるかに多くの物質をふくんでいることがわかってきた(→ 暗黒物質)。その質量は太陽の2兆倍にもなることが示唆されている。したがって、銀河系は、まだ検出されていない物質からなる、はるかに大きなコロナでさらにとりかこまれているのではないかと推測されている。また、銀河系は、中心部と腕との間にやや棒のような構造をもつ棒状渦巻銀河だということも想定されている。
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