| 朝鮮戦争 | 項目ビュー | ||||
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| III. | 戦争の勃発と国連軍編成 |
1950年6月25日早朝、朝鮮人民軍は38度線を突破して南部への進撃を開始した。李承晩政権の朝鮮武力統一を未然に防止し、「南半部」を解放する、というのがその理由だった。同日、国連安全保障理事会は、中国の代表権をめぐって会議への出席をボイコットしていたソ連の代表が不在のまま、北朝鮮非難決議を採択、27日には国連加盟諸国に対し韓国への軍事支援を勧告した。その背後には、米大統領トルーマンの国連への積極的働きかけがあった。
朝鮮人民軍はその間にも進撃をつづけ、1950年6月28日には韓国の首都ソウルを陥落させた。一方、在日米軍は7月1日、釜山に上陸して北上を開始し、沖縄駐留のB-29が北朝鮮爆撃を開始した。また、6月27日には第七艦隊が台湾海峡に展開した。7月7日、国連は国連軍総司令部の設置を決定、東京の連合国軍最高司令官マッカーサーを国連軍総司令官に任命し、米軍を中心に16カ国からなる国連軍が編成された。