ヒツジ
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ヒツジ
II. 特徴

偶数の蹄(ひづめ)をもつ。上顎(うわあご)には門歯がなく、4室にわかれた胃をもつ反芻動物である。2本の角は内部が空洞で、枝分かれせず、ぬけかわらない。おとなのオスの角は大きく、らせん状にねじれている。メスの角は短くて、わずかにまがっている。

典型的なヒツジは、鼻づらが細長く、先のとがった耳をしている。体長は平均およそ1.5mで、短い尾がある。おとなでは、体重が75~200kgになる。野生種はすばしこく、岩登りもうまい。メスは、およそ150日間の妊娠期間をへて、最高3頭の子をうむ。寿命は約20年である。

毛皮と羊毛は衣服やカーペットの材料になり、ラムとマトンは食用になり、乳は飲料やチーズにもちいられるほか、荷役動物としてもつかわれることがある。野生種は狩猟の獲物になる。家畜種は、いくつかのグループにわかれた800種以上の品種がつくりだされ、砂漠から熱帯地域にまで適応している。