| セメント | 項目ビュー | ||||
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| II. | セメントの歴史 |
人類がセメントを利用しだした歴史は古く、古代エジプトの建造物として有名なピラミッドなどでもすでに石材の目地に焼石膏(→ 石膏)が利用されている。また石灰岩を焼成した消石灰(水酸化カルシウム)や焼石膏などが古代ギリシャやローマの建築物につかわれていた。これらは、気硬化セメントの一種である。現代的な意味でのセメントは、1756年にイギリスのJ.スミートンが粘土をふくむ石灰岩を焼成したものがセメントに利用できることを発見したのが最初だといわれている。これは従来の気硬化セメントではなく水硬性セメントであった。その後、97年にイギリスのJ.パーカーが粘土質石灰を焼成したのちに粉砕してつくるローマンセメントを開発し、1818年にはフランスのL.J.ピカットが、石灰岩と粘土をこまかく粉砕してまぜあわせ高温で焼成、粉砕する高級ローマンセメントを考案した。現在、もっとも一般的なポルトランドセメントは、24年にイギリスのJ.アスプディンにより発明された。