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| IV. | 売買取引の対象 |
有価証券が証券取引所で売買取引の対象となることを、上場という。有価証券にもいろいろな種類があるが、証券取引所に上場されるのは、主として株式と株式関連商品(株価指数先物、株価指数オプション、株券オプションなどのデリバティブ商品、転換社債型新株予約権付社債、ETF(株価指数連動型上場投資信託)など)である。
債券については、取引対象銘柄がきわめて多岐にわたるため、ディーラー役の証券会社を相手とした店頭取引のほうがむいており、実際にも、店頭取引が大半を占めている。それでも、一部の債券が証券取引所で取り引きされているのは、(1)代表的な上場銘柄の相場が他の銘柄の店頭取引に際しての指標価格となる、(2)証券会社の債券在庫調整のためのディーラー間市場としての役割をはたしている、などの理由からである。