| サンゴ | 項目ビュー | ||||
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| IV. | 群体 |
イシサンゴ類の中には単独でくらすポリプもいるが、大半は群体をつくる。ひとつの群体には、数百から数千、数万もの個体から形成されているが、本来は同じ個体が分裂をくりかえすことでできた「クローン」の集合である。群体のポリプの大きさは平均直径1~3mm。個々のポリプは、消化循環系の胃腔の延長である管によってたがいに連結している。群体は無性生殖の出芽法(→ 出芽)によって、ポリプの基盤あるいは口盤から成長していく。そして、石灰質の骨格だけとなった祖先の死骸(しがい)の表面に新しい群体が形成される。こうして、群体が生息環境に応じて枝状やテーブル状あるいは塊状に発達する。やがて、これらの群体がつみかさなって、巨大なサンゴ礁が形づくられる。