根(植物)
印刷するには、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
根(植物)
II. つくり

根は、表皮・皮層・維管束の3つの組織系からなる。表皮の細胞の一部は、水分を吸収しやすいように変形している。このような細胞から、根毛という長い管状の突起が吸収面となって、根を土壌に定着させている。根毛によって吸収された水分は、水分や養分を貯蔵している皮層を通過して中心部の維管束にうつり、そこで茎の上のほうへすいあげられる。根の維管束系は、茎の維管束とはつくりがまったくちがう。茎では木部と師部があつまってひとつの維管束をかたちづくっているが、根では木部が芯(しん)として放射状の束になり、その間をぬうように師管の束がある。地下根では木部の中心部はふつうかたいが、気根では中心部に柔組織からなる髄(ずい)がある。