薬物依存症
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薬物依存症
IX. 社会的な問題

麻薬類を習慣的につかうようになると、薬を手にいれるため、また常用や乱用によって、体や精神に障害をきたして、犯罪をおこすことがある。これは、世界各国でも大きな社会問題となっており、法律できびしくとりしまっている。

国連では、1990年に麻薬特別総会を開催し、91年からの10年間を「麻薬撲滅の10年」に決定した。薬物の乱用は、青少年の間にもひろがってきている。好奇心などがきっかけとなって薬物依存へとすすむことが多く、薬物を手にしないことがもっとも大切な予防法となる。現在日本でも、「ダメ。ゼッタイ。」をスローガンに薬物乱用防止の運動が全国で展開されている。

また、麻薬及び向精神薬取締法、あへん法、大麻取締法、覚せい剤取締法によって、麻薬・覚せい剤の取り扱いや使用を規制している。麻薬の使用は医療と学術研究だけにかぎられており、取り扱いも都道府県知事の許可をうけた者にかぎられる。最近は、乱用がみられる向精神薬の取り締まりが強化されている。