薬物依存症
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薬物依存症
II. アヘン系

ケシから抽出したアヘンを原料とするモルヒネや、ヘロイン、メサドンなどが、代表的なものである。医療的には、モルヒネは、痛み、咳(せき)をおさえるほか、小腸の動きをおさえて下痢を改善する。モルヒネから合成されたヘロインは、はじめ咳をおさえる薬としてつかわれていたが、間もなくひじょうに強い中毒性があることがわかり、現在は、製造、使用ともに禁止されている。不安、不眠、吐き気、発汗、痙攣(けいれん)、嘔吐(おうと)、下痢、発熱などの禁断症状があらわれる。麻薬

1970年代に、エンドルフィンやエンケファリンという麻薬類似物質が脳から自然に分泌され、麻酔作用があることがわかった。麻薬の作用はエンドルフィンやエンケファリンによく似ており、これらの物質の分泌が少ないと、体が麻薬にたよりやすい、という説もある。