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| III. | 鎮静・催眠薬 |
鎮静・催眠薬の代表は、バルビツレートである。1900年代初期から不安、不眠症の薬やてんかんの治療薬としてつかわれていた。アルコールに似た重い依存性(→ アルコール依存症)をひきおこす。やめるとすぐ、ふるえ、不眠、不安がおこり、1日後に痙攣や意識の混濁があらわれる。常用しているのを急にやめたり、大量にもちいたり、アルコールをのんだときに使用すると、死にいたる危険もある。
ベンゾジアゼピンは、いわゆるマイナートランキライザー(→ 精神安定剤)で、不安、不眠、てんかんの治療にもちいられる。バルビツレートよりも安全だということで、今ではバルビツレートにかわってつかわれることが多いが、いっぽうで、その中毒が問題になってきている。