温度
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温度
III. 絶対温度

1954年、水の三重点、つまり水の3つの相である気体(蒸気)と液体と固体(氷)とが平衡状態にある点が、273.16K(0.01°C)であるということが国際的に合意された。三重点は氷点よりも正確に測定することができるので、絶対的温度の定点としてよりすぐれている。

ケルビン卿が考案した絶対温度は、ケルビン温度あるいは熱力学温度ともいうように、熱力学の法則から理論的にもとめられたものである。単位としてはK(ケルビン)をもちい、水の三重点を273.16Kと定義する。絶対零度(0K)はセルシウス度で-273.15°Cに相当し、エントロピーが0の世界である。水の状態変化を基本としたセルシウス度とちがい、絶対温度は特定の物質に依存しない物理量で、科学のあらゆる分野で広くつかわれている。絶対温度Tとセルシウス度tとの関係は、次のようにあらわされる。

T(K) = t(°C) + 273.15