タバコ
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タバコ
II. 歴史

栽培種のタバコは南アメリカ大陸の北部~中部の原産で、最初にもちいたのはおそらく古代マヤ族(マヤ)だったと考えられる。北アメリカ先住民につたえられ、薬効があると信じられて、儀式などにつかわれた。

1. ヨーロッパへの広まり

1492年にコロンブスがサンサルバドル島に上陸したとき、アラワク族が、トバゴという管をつかって、タバコをすっているのをみたことからタバコとよばれるようになった。1556年にサントドミンゴからスペインへもたらされ、同じ年にフランス人の外交官ジャン・ニコがフランスへ紹介し、彼の名がこの植物の属名のもとになっている。85年にイギリス人の航海者ドレークがイギリスにもちこみ、イギリス人の探検家ローリーが宮廷にパイプでの喫煙を紹介した。タバコはたちまちヨーロッパとロシアにひろまり、17世紀には中国、アフリカ西岸にまでひろまった。

2. 栽培の始まり

植民地時代のアメリカではジェームズタウンの入植地でつかわれはじめ、1615年には庭、畑はもちろん、街路にまで植えられ、主要産物となって、大流行した。1776年以後タバコ文化は、ノースカロライナ州やミズーリ州にまでひろがった。1864年ごろに、オハイオ州の農夫がホワイトバーレーという葉緑素の欠乏した系統をたまたま発見した。これはとくに81年にタバコ製造機が発明されたのちは、アメリカのブレンドタバコの中心原料となった。