素粒子
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素粒子
I. プロローグ

物質を構成する最小の単位であり、ふつう直径が10-13cmから10-16cmの粒子をいう。素粒子や素粒子間の相互作用を研究する素粒子物理学がまたの名を高エネルギー物理学ともよばれるのは、不確定性原理がしめすように、こうしたきわめて小さいものの物理現象のエネルギーがひじょうに高いからである(量子論)。素粒子という言葉は、物質の構成要素がこれ以上分割することができないと考えてつけられた。研究がすすむにつれ、前に素粒子とよばれていた粒子の中には、今では複雑な構造をしているとわかっているものもあるが、そのまま素粒子とよんでいる場合もある。