| リン | 項目ビュー | ||||
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| III. | 用途 |
リンの同素体の中でもっとも重要なものは、白リンである。リン鉱石から大量に生産され、リン酸、リン酸塩、ハロゲン化リンなど、各種のリン化合物の原料となる。リン酸塩の大部分はリン酸肥料としてつかわれるが、食品添加剤、洗浄剤としての用途もある。三塩化リンPCl3などのハロゲン化リンは、有機化合物の合成に利用される。毒性の強い白リンは、かつては殺鼡(さっそ)剤として使用された。赤リンはマッチ箱の側面などの摩擦面につかわれるほか、リン青銅などの合金製造に使用される。
ガリウムとの化合物は、半導体として発光ダイオード(LED)につかわれる。
元素記号P。原子番号15。原子量30.973762。周期表(→ 周期律)の15族に属する。白リンの融点44.1°C、沸点280.5°C、密度1.82g/cm³。紫リンの融点589.5°C(43.1気圧)、沸点416°C(昇華)、密度2.34g/cm³。黒リンの融点と沸点587.5°C。密度2.69g/cm³。
→栄養の「無機質(ミネラル)」