| 卵(生物学) | 項目ビュー | ||||
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| III. | 爬虫類の卵 |
ヘビの中には、生きた幼体をうむものもいる。爬虫類の卵は、ふつう革のような膜構造におおわれている。膜構造は、羊皮紙の層のようにうすいものから、鳥の卵に似たあつい殻までさまざまである。卵はすべて、多量の卵黄をふくんでいる。うみおとされる卵の数も、十数個からニシキヘビの100個前後までさまざまである。ニシキヘビは、近縁のボアとちがって抱卵する。
爬虫類はたいていの場合、地中の浅い所に卵をうめて日光であたためるか、地面にほった穴に卵をうむかする。ワニのように、発酵した植物質からなる巣で抱卵する例もわずかにみられる。トカゲはほとんど成長しきった卵をうみ、卵がうみつけられるとすぐに、幼体がやわらかい殻をやぶって外にでてくる場合もあれば、母親の卵管で卵が孵化する場合もある。