カモノハシ
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カモノハシ
III. 生態

カモノハシは警戒心の強い動物で、数多く生息しているところでも、めったに人目にふれることはない。早朝と夕方おそい時刻に活動し、泳ぎと潜水にたけている。まがりくねった、長い巣穴でくらすが、巣穴は河岸にメスがほることが多い。巣穴は、外敵の侵入や洪水をふせぐために、ところどころ泥でふさがれている。

メスは9~18mほどある巣穴の奥に、水草や木の葉や草でねぐらをつくり、卵や子供の寝床にしたり、自分がひきこもるのにつかう。オスはねぐらのある巣穴からはしめだされている。メスは、1回に2~4個の卵をうむ。孵化(ふか)した新生子には毛ははえていない。メスは授乳できるように、尾をつかって子を腹部にだく。

きわめてめずらしい生物なので、捕獲しようとするものがいるが、カモノハシの狩猟は法によって禁止されている。

分類:哺乳綱カモノハシ目(単孔目)カモノハシ科。カモノハシの学名はOrnithorhynchus anatinus