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| II. | 国土と資源 |
国土は平坦(へいたん)で、平均標高は50m、最高点でも318mにすぎない。湿地が国土の20%以上を占める。湖も多く、人工湖とあわせて国土の5%を占め、東側の国境をなすチュド(ペイプス)湖と中南部のブルツ湖で全湖水面積の5分の4にあたる。気候は海洋の影響で穏やかだが、内陸部では大陸性気候の特徴がみられる。年降水量は500~700mmであまり多くない。北から南へと楕円形(だえんけい)に広がる丘陵地はかつての氷河作用の名残であり、南部と南東部では氷河によってはこばれた巨礫(きょれき)がみられる。
国土の53.9%(2005年推計)は森林で、マツ、カバノキ、ハコヤナギ、モミが多い。おもな野生動物はヘラジカ、シカ、イノシシなどであり、ビーバー、アカシカ、ヌマライチョウ(カラフトライチョウ)などは個体数が少ないため法律で保護されている。