| アッシリア | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
西アジアの古代国家で、前8世紀ごろ最盛期をむかえ、広大な帝国をつくりあげた。現イラクの北部国境と、ティグリス川、小ザブ川の合流点あたりから、三日月形にのびる広大な領土を保有した。東部にはティグリス川の肥沃(ひよく)な河谷があり農業に適しているが、西部は乾燥した原野がつづく。東端にはザグロス山脈が位置し、北部はメソポタミア平原がアルメニア山塊へとせりあがっていく。南部はティグリス、ユーフラテス両川地帯で、最初はシュメール、次にシュメール・アッカド、のちにはバビロニアとよばれた。
アッシリアのよく知られた都市には、アッシュール(現カルア・シルカ)、ニネベ(現在発掘されているクユンジュクの丘)、カルフ(現ニムルド)、ドゥル・シャッルキン(現コルサバード)などで、いずれも今日のイラクに属している。