火星
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火星
I. プロローグ

太陽系内の惑星で、英語名のマーズはローマ神話の戦争の神マルスに由来する。おそらく火星の赤い色が血を連想させるためで、古代中国でも惑(けいこく、けいわく)とよび不吉な星とされていた。火星は、太陽から4番目の距離(平均2億2790万km)にあり、686.98日の周期で公転している。質量は地球を1とした場合、0.1074しかなく2番目に小さい惑星である。火星はフォボスとデイモスという名の小さな衛星をしたがえており、2つともクレーターでおおわれている。ちなみに、これらの名もマルスの息子たちの名からつけられた。これらの衛星は、誕生まもない火星によってとらえられた小惑星のような天体であると考えられ、球形ではなく、いびつな形をしている。