| バルカン半島 | 項目ビュー | ||||
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| II. | 自然 |
バルカン半島には山が多く、四方に川がながれている。ドナウ川およびその支流が水路として重要な役割をはたしている。ロドピ山脈の南斜面からエーゲ海にバルダル川がながれ、バルカン山脈の最西端でモラバ川はドナウ川に合流する。バルカン山脈が最大の山岳地帯で、ほかにアドリア海にそってはしるディナラ山脈、旧ユーゴスラビアのマケドニア共和国とマリツァ渓谷の間につらなるロドピ山脈、ギリシャ北西部のピンドス山脈、さらに歴史的に有名なギリシャのオリンポス山、オーサ山という独立峰がある。
湖でおもなものはモンテネグロとアルバニアの境にあるシュコダル湖と、マケドニアとアルバニアの国境上にあるオフリド湖である。ギリシャ本土にあたる半島の南部は温暖な地中海性気候だが、その他の地域には中央ヨーロッパ南部に特有の厳寒の冬と猛暑の夏がある。半島の北西部には低地はほとんどなく、急斜面の丘陵がめだつ。平地は南部にかたよっている。