毒性のある気体元素で、かつては弗素とも書いた。ハロゲンのひとつで、化学反応性が強い。フッ化カルシウムの鉱物である蛍石(フルオライト)は、流動性をあたえる融剤として、古くから冶金や窯業に利用されてきた。1886年にフランスの化学者フェルディナン・F.H.モアッサンが、フッ素化合物の電気分解をおこない、はじめてフッ素を分離した。元素名は「流れ」を意味するラテン語fluoに由来する。