封建制
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封建制
IV. 中国の封建制

中国では古代、おもに周代の統治制度をさし、秦帝国の郡県制に対比される統治形態をいう。

周の前半、西周王朝は黄河中・下流城を支配したが、そのすべてが王の直轄地だったわけではなく、大部分の領土は王族や家臣にあたえて統治させた。このように、周王室から領土をあたえられ、その領地の統治にあたった者を封建諸侯とよび、封建諸侯をとおして間接的に民衆を統治する制度を封建制とよぶ。諸侯は領土をあたえられたのと引き換えに、周王室に対しては忠誠をちかい、軍事行動にも参加した。

西周時代の封建制度については、古文献に記録がのこっているものの、西周よりものちの時代の思想が記述に混入しており、記録のどこまでが真実かは不明である。ただ、発掘された西周時代の青銅器の銘文に、諸侯が同王室からどのように封建されたかについての記述があり、周王朝による封建制がおこなわれていたことはまちがいない。