宇宙線
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宇宙線
I. プロローグ

高速運動をしているため高いエネルギーをもっている、宇宙から到達する粒子。宇宙線の発見は、1911~12年オーストリア生まれのアメリカの物理学者ヘスが検電器をつけた気球で観測をおこなったときである。大気のイオン化が高度とともに増加していたことから、イオン化をひきおこす放射線が宇宙からきているにちがいないと結論づけた。放射線の強度が緯度によってことなるという発見は、放射線を構成する粒子が電荷をおびており、地球磁場によってまげられることをしめしていた。