チタン
印刷するには、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
チタン
III. 用途

強く軽量であるため、金属合金としての用途がひろい。アルミニウムやバナジウムとの合金は航空機の骨材、ジェットエンジンなどにつかわれる。ミサイルや宇宙船にもひろく使用され、マーキュリー、ジェミニ、アポロなどの宇宙船は大部分がチタン製だった。ほかに鉄、クロム、マンガンなどとの実用合金がつくられている。

チタンは比較的不活性であるため、外科医療で骨や軟骨の代替品、食品加工でパイプやタンクのライニングとしてもちいられる。海水にたえることから、海水淡水化装置の熱交換器にももちいられる。二酸化チタンはチタン白ともよばれ、白色顔料、乳白剤としてもちいられる。

元素記号Ti。原子番号22。原子量47.867。地殻中の存在量6320ppm。安定同位体の質量数と存在比は48(73.8145%)、46(8.0124%)、47(7.3309%)、49(5.4964%)、50(5.3458%)。周期表(周期律)の4族に属する。密度4.50g/cm³(25°C)。融点1667°C。沸点3285°C。