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ボージュ山地

フランス北東部、アルザス地方とロレーヌ地方にまたがる山地で、ドイツとの国境に近い。東側のライン川にそうアルザス平原と西側のロレーヌ台地の間に、北北東から南南西方向に約190kmにわたってのび、山地の平均標高は約910m。北よりも南が高く、それぞれ低ボージュ、高ボージュとよばれている。最高点は1424m。アルプス造山運動の影響をうけて隆起したもので、多くの断層や浸食作用によって塊状に分断されている。南の交通の要衝「ベルフォールの門」とよばれる狭隘部がジュラ山脈との境をなしており、北にはストラスブールの西辺りから丘陵化してドイツ領へとつながっている。高地では夏季に放牧がおこなわれ、中腹は酪農地域となり、山麓(さんろく)は果樹園や畑地に利用されている。ことにアルザス平原に面する山麓では、アルザス・ワインとして有名なブドウの栽培が盛んである。