| ピカソ,P. | 項目ビュー | ||||
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| III. | 青の時代 |
1900年から02年の間に3度パリをおとずれ、04年には同地に移住してからは、パリでのボヘミアン的生活に魅了されて、ダンス・ホールやカフェにつどう人々の姿をえがくようになった。これらの作品には、後期印象派の画家ゴーギャンや、ナビ派とよばれる象徴主義の画家などから多くを吸収したあとがうかがえる。
ドガの主題や、ロートレックの様式と主題からもきわめて強い影響をうけ、その影響がいちじるしい「青い部屋」(1901)後の数年間は、青い色を基調とする作品群により「青の時代」とよばれている。人間の悲惨さを表現したこの時期の作品には、盲人、乞食(こじき)、アルコール中毒者、売春婦の姿がえがかれているが、人物のややひきのばされた身体は、スペインの画家グレコを思わせる。