| ロココ様式 | 項目ビュー | ||||
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| III. | 影響 |
ロココは、フランス以外のヨーロッパ各国にも伝播(でんぱ)した。とくにドイツやオーストリアでは、教会などの宗教的施設をはじめ、バロック様式のあとをついでぜいたくで華麗な様式を生みだした。これはフランドルに生まれ、バイエルンの建築家で装飾美術家でもあったキュビエの作品において頂点に達した。たとえば、ミュンヘン近郊にあるアマーリエンブルクのパビリオン(1734~39)には、精巧な鏡、金銀の線細工、スタッコ装飾など、まるで宝石箱のような室内装飾がほどこされている。
やがてロココは18世紀の後半に厳格な新古典主義にとってかわられ、1789年のフランス革命以後は急速におとろえた。