| 第1次世界大戦 | 項目ビュー | ||||
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| II. | 戦争の原因 |
戦争の原因には、19世紀末~20世紀初め、ヨーロッパ諸大国が三国協商(イギリス、フランス、ロシア)と三国同盟(ドイツ、オーストリア・ハンガリー、イタリア)の敵対する2大陣営に分裂し、この2大陣営間で植民地獲得をめぐる対立がおき、イギリス、ドイツ間の建艦競争に代表される軍備拡張競争が激化したこと、オスマン帝国の衰退にともなってパン・ゲルマン主義とパン・スラブ主義とのはげしい民族主義的対立がバルカン半島を舞台に出現し、それぞれの盟主であるドイツとロシアの衝突による2大陣営間の大紛争が生じる危険が高まっていたこと、などがあげられる。
軍縮と戦争回避の目的で1899年と1907年の2回にわたりオランダのハーグで開かれた国際平和会議(→ ハーグ平和会議)も、国益を優先する大国のエゴイズムを抑止することができず、国際対立の解消に役だたなかった。