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| II. | 圧接 |
圧接は、接合箇所を加熱し軟化させ、圧力をくわえて接合する方法で、鍛接(たんせつ)や抵抗溶接などがある。もっとも古くから利用されていた圧接は、鍛造によるものだった。金属を適当な温度の炉の中にいれ、じゅうぶんやわらかくなったところでハンマーなど機械的に力をくわえて接合するもので、これを鍛接という。この方法は、刃物の製造など現代の製造業においてもつかわれる。
抵抗溶接は、電気抵抗による発熱を利用する。電極は溶接される部材の両端にとめ、大量の電流が簡単に供給されるようにする。2つの金属の接触抵抗によって金属をとかす熱をつくりだす。抵抗溶接の種類には、点状に溶接するスポット溶接や、連続的に溶接するシーム溶接、突合せ溶接に利用されるフラッシュバット溶接などがある。抵抗溶接は広く鋼板やワイヤー製造の各分野にもちいられ、とくに自動または半自動の機械による反復性溶接に適している。
このほかの圧接法には、摩擦熱を利用して接合する摩擦圧接や電磁誘導を利用するインダクション圧接、火薬の爆発力を利用する爆発圧接などもある。圧接は、異種金属どうしの接合も可能であり、冷間圧接では、銅やアルミニウムなど軟質な金属に圧力をくわえるだけで接合する。