| 天然ガス | 項目ビュー | ||||
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| IV. | 天然ガスの利用 |
日本における天然ガスの利用の歴史は古く、かつての越後国では地上にふきだす天然ガスを「風草生水(かぜくそうず)」とよんで利用していた。「東遊記」には臭水(くそうず:石油の原油のこと)とともに、煮炊きの燃料や部屋の照明に天然ガスを利用していた記録がしるされている。
現在、日本で利用される天然ガスの大部分は輸入されたLNG(液化天然ガス)に依存しており、電力発電用にもっともつかわれている(→ 火力発電)。また都市ガスとして一般消費される以外にも、化学工業用原料としての需要も高く、メタノール(アルコール)やアンモニア、アセチレン、化学肥料、合成繊維(→ 化学繊維)、合成樹脂など多くの製品製造に利用されている。
また天然ガスは、石油や石炭と比較して、二酸化炭素などの温室効果ガスや窒素酸化物の含有量は少なく、硫黄酸化物はほとんどふくまれていない。そのため、環境にやさしい燃料として注目をあつめている。天然ガス自動車やガス・コジェネレーション・システム(→ コジェネレーション)をはじめ、ガス空調システムや燃料電池につかう燃料として利用されている。
→ ガス:燃料