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オリンポス山

ギリシャ北東部にある山。オリュンポス山、オリンボス山ともいう。標高2917mでギリシャの最高峰である。テッサリアとマケドニアの境にあり、エーゲ海のテルマイコス湾にも近い。ギリシャ神話では神々のすむところとされ、頂上には火と鍛冶(かじ)の神ヘファイストスがたてた神々の宮殿があり、そこに入るためにはホーライ(季節)の名で知られる女神たちにまもられた雲の門をとおらなければならなかった。ゼウスがここで神々を支配し、神々は酒宴を開き、ムーサが楽曲をかなでたとされる。

オリンポスの12の主神は、ゼウス、その妻ヘラ、ゼウスの兄弟で海の神ポセイドンと大地の実りの女神デメテル、ゼウスの姉妹でかまどの女神ヘスティア、ゼウスの子供たちである知恵の女神アテナ、戦いの神アレス、太陽の神アポロン、月や狩猟の女神アルテミス、愛の女神アフロディテ、神々の使いヘルメス、ヘファイストスである。後代のギリシャの著述家たちは、雪や嵐とは無縁の光にみちた天空に神々の住まいをうつした。