ケイ素
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ケイ素
I. プロローグ

金属と非金属の両方の性質をもつ元素。シリコンともいい、かつては珪素という表記もつかわれた。自然界で単体では存在しないが、化合物として岩石や土壌の主成分をなしており、地球上で酸素についで多く存在する。1823年、スウェーデンの化学者ベルセリウスがケイ素化合物から単独の元素として分離した。火打石や水晶(石英)など、酸化ケイ素のかたちで古代から知られていた。シリコンの名は、火打石を意味するラテン語silexに由来する。

結晶やアモルファス状の固体は、半導体として、今日のマイクロエレクトロニクス工業にかかすことのできない材料である。