熱力学
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熱力学
IV. 熱力学の第2法則

熱力学の第2法則は、エントロピーという性質についての定義をしている。エントロピーとは、ある系がどのくらい平衡に近いかをいう尺度であると考えることができる。あるいは、系の無秩序さの尺度であると考えてもよい。第2法則は孤立した系のエントロピー、つまり無秩序さはけっして減少することはないとのべている。

孤立した系が最大エントロピーを達成すると、その系はもはや変化をしない。つまり平衡に達する。自然は無秩序、つまりカオスをこのむかのようにみえる。第2法則によって、仕事がおこなわれなければ熱を温度の低い領域から高い領域に移動させることはできない。したがって第2法則は、第2種永久機関が存在しないことをのべる法則であるともいわれる。