米英戦争
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米英戦争
IV. 戦争の終結と影響

1814年、英米は和平交渉を開始、最終的に両国は戦前の状態にもどることで合意し、同年12月、ベルギーのガンで条約に署名した。しかし、講和の知らせがとどく前の翌年1月8日、ニューオーリンズ付近で最後の戦闘があり、アメリカ軍が勝利している。

ガン条約で、アメリカの海事上の諸権利は保障されなかったが、ヨーロッパでは1815年から第1次世界大戦までの約100年間、平和がつづき、それらが深刻な脅威にさらされることはなかった。イギリスもふたたび戦争に突入する危険をおかそうとはしなかった。アメリカはカナダを征服できなかったが、アメリカの旧北西部(オハイオ川、五大湖、ミシシッピ川にかこまれた地域)や南東部での先住民の抵抗は弱まり、ミシシッピ川以西での領土拡張が大幅にすすんだ。またアメリカもカナダも、この戦争によって国家としての自覚と国民意識が高まった。