蒸留
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蒸留
I. プロローグ

沸点のことなる液体の混合物や、溶媒に固体が溶解している溶液に熱をくわえ、揮発しやすい成分をとりだす方法。とりだそうとする液体は気化させてから、冷却してふたたび液化させて液体成分の精製分離や固体の除去をおこなう。

液体の混合物から成分を分離する蒸留をとくに分留、あるいは分別蒸留という。さらに石炭や木材のような固体を密閉容器にいれて熱し、熱分解による生成物を回収する操作は乾留とよばれる。

蒸発や乾燥の場合の目的は、固体など沸点の高い成分をえることにあり、より低沸点の成分(水であることが多い)がとりのぞかれる。これに対して蒸留の主目的は、気化する成分を高純度にすることにある。