コスタリカ
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コスタリカ
III. 住民

白人およびメスティソが人口のおよそ96%を占める。黒人も少数おり、その大部分がジャマイカ系である。人口密度は83人/km²(2008年推計)。全人口の38%が農村部に居住する。公用語はスペイン語だが、高学歴層の多くと一部のジャマイカ系住民は英語も使用する。カトリックが国教にさだめられているが、憲法により信教の自由は保障されている。

1. 行政区分と主要都市

サンホセ、アラフエラ、カルタゴ、プンタレナス、グアナカステ、エレディア、リモンの7州にわかれ、各州には大統領が任命する知事がいる。

首都サンホセの人口は32万8293人(2002年推計)。このほか、コーヒーと砂糖の生産拠点アラフエラ(人口23万6197人)、1823年まで行政府がおかれていた商業都市カルタゴ(13万9786人)、商業・港湾都市プエルトリモン(1万8714人)、太平洋岸の海港都市プンタレナス(10万8960人)などがある。

2. 教育

コスタリカの識字率は96.3%(2005年推計)で、中央アメリカで最高水準をほこる。初等、中等教育は無償で、6~15歳の子供は就学が義務づけられている。初等学校は3711校(1998年)で、在籍児童数は55万1465人(2000年)。中等学校の在籍生徒数は25万5643人(2000-2001年)である。コスタリカの代表的な大学は、サンホセにあるコスタリカ大学(1843年創立)で、学生数はおよそ2万9000人である。

3. 文化

コスタリカはアメリカ先住民の数が少ないため、スペインの文化や伝統が色こくのこっている。家族や教会を大切にするスペインのカトリック文化が国民生活の基盤となっており、町や村では守護聖人(聖人)を記念する祭りが毎年華やかにおこなわれる。楽器は、伝統的にギター、アコーディオン、マンドリンがこのんでつかわれ、音楽にもスペイン色が強くみられる。アメリカ先住民の文化は、宝石、皮革製品、衣類などの装飾デザインにその影響をみることができる。スポーツではサッカーが盛んで、国技となっている。