| ロマン主義(美術) | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
美術では、1800年ごろから50年ごろに欧米でひろまった動向。
ロマン主義をひとつの様式、技法、思想にまとめることはできないが、一般にロマン主義絵画は、豊かな想像力、主観性、はげしい感情、夢幻性を特徴としている。古典主義や新古典主義が感情表現を抑制し、明快で完成度の高い表現形式をとるのに対して、ロマン主義美術は、はげしくとらえどころのない感情のありさまを暗示しようとする。ドイツの作家ホフマンは、ロマン主義の本質を「はてしない憧れ」であるといった。主題としては、野性的、神秘的な自然の様相、エロティックなもの、メランコリックなもの、畏怖(いふ)や情熱をよびさますような劇的なものをこのむ。