ロマン主義(文学)
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ロマン主義(文学)
I. プロローグ

1790年ごろから1850年ごろにかけて全ヨーロッパ的規模で展開された文化運動。ロマン主義は、18世紀の啓蒙主義(啓蒙思想)、新古典主義、唯物論のような合理的で普遍的な理性にもとづく文学、思想に対する強烈な反動であり、前世紀の文学、思想がしばしば無視した人間の感情的、非合理的な側面に目をむけた。その特色は文学にもっともよくあらわれている。具体的には、自然に対する深い感情移入、自然および人間の魂の根源の探求、人間の内面への関心、生成の重視、個々の民族と文化の尊重、中世や外国への関心、個人の独自性の強調が特徴である。ロマン主義という用語は、元来、中世の物語を意味するロマンスに由来する。