長江
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長江
III. 流域と交通

長江は最大支流のチアリンチアン(嘉陵江)をはじめ、ウーチアン(烏江)・ハンショイ(漢水)など数多くの支流があり、それらをあわせた流域面積は広大で180万8500km²になる。途中、三峡、トンティン湖(洞庭湖)、ポーヤン湖(陽湖)などの景勝地をつくる。中・下流域は、広大な沖積平原をつくり重要な穀倉地帯になっている。河岸には、上海、ナンキン(南京)、ウーハン(武漢)、チョンチン(重慶)など工業都市があり、中国の一大工業地帯ともなっている。

中・下流域には無数の水路が発達、水運に利用される。航路としての役割も大きく、武漢までは1万t、重慶までは1000t級の船が航行できる。古くからの重要な水路として、中国の政治・経済を左右する大動脈となっている。第2次世界大戦後、重慶、武漢、南京などに長江大橋がかけられ、現在、世界最大規模の三峡ダムの建設がすすめられている。