| カルシウム | 項目ビュー | ||||
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| II. | 性質と存在 |
カルシウムには安定同位体が6種あるが、40Ca(カルシウム40)がもっとも多く、97%を占める。ほかに半減期が163.8日の45Caや4.536日の47Caなどの放射性同位体もある。金属カルシウムは、うちのばして箔(はく)にすることができる(→ 延性)。また、空気にふれるとすぐに黄変する。
自然界でのカルシウム化合物としては、方解石、大理石、石灰岩、チョーク中に炭酸カルシウムCaCO3として、雪花石膏または石膏中に硫酸カルシウムCaSO4として、蛍石中にフッ化カルシウムCaF2として、リン鉱石中にリン酸カルシウムCa3(PO4)2として存在する。
カルシウムは、乾燥した冷たい空気中では酸化されにくいが、加熱するとハロゲン、酸素、硫黄、リン、水素、窒素とはげしく反応して化合物になる。カルシウムは温水とはげしく反応し、水素を発生して水酸化カルシウムCa(OH)2を形成する。