内分泌系
印刷するには、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
内分泌系
I. プロローグ

ホルモンを分泌する器官や組織をまとめて内分泌系という。内分泌器官は、血液中に直接ホルモンを分泌するので、導管のない腺ともいわれる。これに対して外分泌腺は、導管を通じて、皮膚や、胃の粘膜、膵管の粘膜のような組織の表面に分泌物をだす。内分泌腺は、ホルモンを分泌して組織の成長や発達や機能を調節し、体内の代謝が調和的におこなわれるようにする。

内分泌学は、内分泌腺、内分泌腺がつくるホルモン、ホルモンの生理作用、内分泌腺の機能異常による病気などを研究する。

ホルモンをつくる組織は、ホルモンの分泌だけをおこなう純粋な内分泌腺、ホルモンと別の分泌物をつくる内外分泌腺、ホルモンに似た物質をつくる自律神経のような非腺組織の3つに分類される。

代表的な内分泌腺には、視床下部、脳下垂体、副腎、甲状腺、副甲状腺、性腺(卵巣、精巣)、膵臓、胎盤などがある。