スキー
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スキー
II. 用具

基本的な用具は、多少の違いはあっても本質的には全種目共通である。スキー板は、かつてはヒッコリーなど木製のものしかなかったが、現在は金属、あるいはグラスファイバーなど複合材料のものが中心となっている。スキーヤーの身長や好みに応じて長さも幅もさまざまである。先端は上方にカーブしている。アルペン用を基準にすれば、クロスカントリー用は幅がせまく軽量で、ジャンプ用は幅が広く、長く、そして重い。

靴は、アルペン用にはプラスチック製の深い靴がもちいられ、クロスカントリー用には甲部がナイロンや革製の、軽くて柔軟性のある浅い靴がつかわれる。アルペン用の靴は、つま先と踵(かかと)をビンディングではさんでスキー板に固定するが、転倒したときに靴が板からはずれるようになっていて、安全が確保される。クロスカントリー用の靴は、つま先だけのビンディングでスキー板に固定され、キックオフステップのために踵があがるようになっている。ストックは長さ1.2~1.5mのものが一般的で、バランスをとり、動きのきっかけをつくるためにつかう。軽量合金や複合材料のパイプでできており、グリップとストラップをそなえ、先端には雪をしっかりつかむためのリングがついている。