スキー
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スキー
III. アルペン種目

アルプス周辺で発達したスキー術をきそうため、この名があり、コースの長さも形もことなる4種類の競技がある。

1. 滑降競技

ダウンヒルともいう。標高差800~1000m(女子は500~700m)の急斜面を可能なかぎりの高速で、ほぼ一直線にすべりおりることを目的とする。ときには時速130km以上になることもある。競技者は、雪面をかためてつくったコースに設置された、一対の旗門の間を通過する。他のアルペン種目同様、旗門が設置される幅や位置はそのときどきでことなり、旗門の間を通過しさえすれば、ポールをたおしてもかまわない。1回の滑りで順位をきめる。

2. 回転競技

スラローム(ノルウェー語で「傾斜した走路」の意)ともいう。本質的にはこれも滑降だが、この競技では斜面をジグザグにすべりおりる。コースの長さはアルペン種目の中ではいちばん短く、標高差は180~220m(女子は130~180m)。競技者は52~78(女子は42~63)の旗門をくぐりぬけなければならない。この競技は連続して2つのことなるコースをすべり、その合計タイムで順位をきそう。小回りのターンを要求されるため、体の敏捷性(びんしょうせい)が必要である。

3. 大回転

ジャイアント・スラロームともよばれ、滑降と回転の中間的要素をもつ。第2次世界大戦終結後に、国際大会のスキー種目として本格的に採用された。回転とのおもな相違点はその規模で、コースは長さ1.6km前後、全標高差約250~400m(女子は250~350m)。2回の滑りでその合計タイムをきそう。

4. スーパー大回転

スーパーGともいい、滑降と大回転をあわせたような種目で、1983年から国際大会にとりいれられた。1回の滑りで順位が決定する。