| 三畳紀(トリアス紀) | 項目ビュー | ||||
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| II. | 三畳紀末絶滅異変 |
三畳紀の間に、超大陸パンゲアが分裂を開始し、地溝帯(リフト帯)が、北アメリカとゴンドワナ大陸の一部であるアフリカの間に発達した。地殻がひきのばされ、沈下して、赤い縞(しま)をもつ砂岩や泥岩、頁岩などが堆積する海盆が形成された(→ 海底地形)。これらの堆積岩から玄武岩の水平貫入岩がつくられた。
三畳紀の気候は、化石から温暖であったことがわかっている。末期になると、陸上や海洋で動植物の多くの種類が絶滅する。三畳紀の植生は常緑樹が大半で、ほとんどが針葉樹かイチョウ、ヤシであった。もっとも原始的な裸子植物である小型のトクサ類やシダ類も生きのこってはいたが、その仲間のほとんどは絶滅していた。その原因は、大規模な海退とつづいておきた海進(→ 海進と海退)によるという説のほか、地球に大きな天体が衝突したという説もある。