ハリネズミ
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ハリネズミ
III. 生態

危険を察知すると、頭部と首の両側と、四肢をループ状にとりまく強力な筋肉をつかって、ボールのようにまるくなる。この姿勢をとると、体の表面のすべてが針でおおわれる。日中は低木の間に身をひそめ、夜になると外にでて昆虫、ミミズ、カエル、ヘビ、ネズミ、鳥の卵などを食べる。

ヨーロッパにすむ種は冬眠するが眠りは浅く、ときどきかわいた葉でつくった巣からでて餌(えさ)をさがす。ヨーロッパにすむ種は7月または8月に4~8頭の子をうむ。

針がなく毛の生えているジムヌラも、ハリネズミに近縁の仲間である。英語ではムーンラットとよばれ、ボルネオ、スマトラ、マレー半島の低地に生息している。

分類:哺乳綱モグラ目(食虫目)ハリネズミ科。ヨーロッパにすむ代表的なナミハリネズミの学名はErinaceus europaeus。ユーラシア大陸種はハリネズミ属、アフリカ種はアフリカハリネズミ属、砂漠に生息する耳の長いオオミミハリネズミはオオミミハリネズミ属、砂漠に生息するインドハリネズミはインドハリネズミ属に分類される。針のないジムヌラはEchinosorex gymnurus